2011年02月14日

両手仲介ってご存知ですか?




HL_CBCCBDD0BEEFCCB3-thumbnail2[1].jpg




相撲の八百長問題が

世の中をにぎわしていますが、

あのような

「業界内の常識は世間の非常識」

のようなことは、

どの業界にも少なからずあることでしょう。



不動産仲介業の「八百長問題」といえば、

なんといっても「物件囲い込み問題」です。


不動産仲介業では、

売り主、買主双方から3パーセント+6万円(税別)

を上限として報酬を受け取ることができます。


ゆえに売り主、買い主とも自ら見つけて

双方から手数料を受け取るインセンティブが働き、

売り物件を受託している不動産業者が、

客付け業者に対して物件を紹介しないとか、

REINS(業者間不動産ネットワーク)に登録しない

などの行為が横行しているのです。



各個人や各企業が自らの収益を最大化する方向に動く結果、

市場全体としては

不動産流通が阻害される結果となっているわけです。

このことは以前から問題視されてきましたが

実際には何ら手が付けられていません。

これは明らかに売主への背信行為であると同時に、

刑法と宅建業法違反です。


上記のさくら事務所の長島修さんのご意見にまったく同感です。



米国の例では、

不動産仲介業者は売主側又は買主側のどちらか一方にしか付けず、

利益相反関係となる両手仲介などあり得ません。

自分のクライアントの利益の最大化のために働き

その報酬として仲介料を得る。

とってもシンプルでクリアです。

日本の中古住宅売買が活性化するためには、

中古を求める消費者にもっとわかり易く、

透明性のある市場の確立が欠かせません。



いま不動産の流通活性化事業として、

中古購入時に

「物件診断」「瑕疵保険」「住宅履歴」

の3点セットを附帯すると100万円の助成金が使えます。

ただ税金を使う前に、

業界自体の信頼と透明性を高める不動産業法の改正が先です。

しかも費用はタダ、必要なものはやる気と強い政治力のみです。

一番ないかな〜いまの総理に・・・

でもお願いしますよ。




posted by 常務 at 13:09 | 石川 ☀ | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。