2011年01月10日

東京都の水ビジネス戦略


月刊誌に東京都副知事・猪瀬直樹氏が中心となって東京都が

取り組んでいる水ビジネスの特集記事に感銘を受けた。


いま、東京都は世界一の技術とシステムを誇る「東京水道」をアジア各国に

ビジネス展開しようとしている。

氏が訪れた台湾の高級ホテル、日本でいうと帝国ホテルクラスの部屋の洗面所に

「エビアン」が置いてあり、「歯を磨く時は水道水を使わない」という注意書。

もちろんそのままでは飲めない水である。

また、マレーシアの水道は90%普及しているそうだが、蛇口からは茶色い水が出てくる

状態でもちろんそのままでは飲めない水である。

アジアの先進国でさえこの状態である。



WHO(世界保健機構)によると水道水が飲めるのは世界193カ国のうち、わずか11カ国だそうだ。

長く水と安全はタダといわれてきた日本にいる私たちにとって信じれないことだが、

いま東京都はこの水道技術とシステムをアジアへ展開しようとしている。


塩素でなくオゾンで最終処理したペットボトル入りの「東京水」まで販売するほど、

技術力を向上させおいしい水を供給している。

20数年前私が東京でアパート暮らしをしていた頃の塩素臭い東京の水はいまはもう昔のことのようだ。



素晴らしいのは、猪瀬氏の頭の柔らかい発想力である。

これまであたりまえのことを、もう一度視野を広げたり、角度を変えたり、見方を変えることでまた

新たな成長の種を見つけ出している好例である。

作家の民間副知事の経営手腕はどこで培われたのか?との問いかけに、

一歩先取りした発想力が要求され、社会のあらゆる立場の人々の気持ちを理解できる感性や

直感力の豊かさが作家の資質。

知事という立場になり、提案するだけでなく「実行すること」で具体化できた、と。



無理と思わずもう一度見方を変えて取り組むことの大切さを教わった。

















posted by 常務 at 12:56 | 石川 ☁ | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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